私家版楽器事典

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ツィンク Zink
ヨーロッパの古楽器:ツィンク zink

ツィンクは、昔むかし、ヨーロッパで使われていた管楽器。
コルネット(cornett)とも呼ばれるが、現在使われているコルネット(cornet) とは別物の楽器。英語の場合、綴りがちょっと違う。
木で筒を作って、表面に皮を巻き付けてあったりする。

ドイツでは16〜17世紀ごろ色々なツィンクが作られた。 お椀型の(カップ型の)マウスピースが付いおり、分類では金管楽器になるが、木管楽器のようにの音孔で音高を変化させる。
zink とは「亜鉛」のことであるが、マウスピースが亜鉛でできていたのではなかろうか。


ヨーロッパの古楽器:ツィンク zink 上のイラストは、ドイツの音楽家プレトリウスの音楽大全(Syntagma Musicum 1615年頃)より(部分)。

ヨーロッパの古楽器 : ツィンク
ツィンクは、ヨーロッパのルネッサンスからバロック時代(1500〜1650年ごろ)に使われていた。

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