イギリスのオーグスタス・ストローという人が考案し・・・・というのはストロー・バイオリンと同じ。
ストロー・ビオルは、とても大雑把にいうと、ホーン付きのビオルだ。
ビオルがよく分からなかったらチェロにしておこう。まあ、そんな感じ。膝っ小僧に挟んで縦に構えて弾く。
ビオル(ビオール)というのは、ヨーロッパの古い楽器で1500年前後のルネッサンス時代の楽器で、ビオラ・ダ・ガンバもそのひとつ。
チェロと違うのは、ビオルは弦が6本で、指板にはフレットがついていること。
ストロー・ビオルは、ビオルという名を付けていることからしてビオルを意識して作られたはずだからフレットが付いているのはうなづける。
でも、弦が1本だけというのは、いかがなもんだろう。2本、3本と増やすことはいともたやすいことだったはずなのに。
「始めて弾く人にもドレミファソ・・・と簡単に弾けますよ」というのがウリで、販売促進のため こんな楽器を作ったのかもね。