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おたふくバイオリン
Otafuku violin / harp violin
おたふくバイオリン
という名のバイオリンがあるわけではない。私が勝手に付けた名前。英語ではハープバイオリン、フランスではビオロン・アルプとか言うらしい。
共鳴効果を良くしようと、胴体を大きく・・・とはいえ、演奏に支障のないように大きくしなければならない・・・
分厚くすると顎に収まらない・・・
長くすると手が届かない・・・
それならばぷっくりと横にせり出すしかない。
でも、弓が弦に当たるようにウエストは細くしておかなければならない・・・
こんなわけで、奇っ怪な形状のバイオリンが出来上がった。
おたふく
のようであり、アメーバのようでもある。なにせ、容積を大きくするのが目的であるためデザインは一定ではなく、それこそアメーバのごとく いろんな形状の楽器が作られた。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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