ビオラ Viola ビオラはバイオリンのお姉さま。少しだけ低い音が出たりするけど独奏としてはあまり使われないのでバイオリンみたいに人気が無いのが残念。 バイオリンの全長が360mmほどなのに対し、ビオラは410mmほど。 16世紀ごろまでは、ビオラは弓で弦をこすって音を出す楽器の総称だった。いつからか、このバイオリンより少しだけ大きな楽器をビオラとよぶようになった。 「ビオラは、バイオリンのように華やかな音をや音量を出すことができません」 これは、ほとんどの市販書物の楽器解説に出てくる一文。 理由は、ビオラはバイオリンより低い音を出す楽器であるのに音響ボディがそれ相当に大きくできていない、ということ。 大きくしたいのだけど人間の体格に限度があって、大きくできないので致し方なくバイオリンより少しだけ大きくしてある。 ホントかなあ。なんか、どこかの言い回しを、決まりきった表現でビオラのそれらしい特徴を追記しているような感じ。 ビオラは小さすぎるのか？ バイオリン | チェロ | バイオリン属 世界の楽器を紹介する楽器事典