サクソルン
1843年頃、ベルギーのアドルフ・サックスが考案。
ソプラノ・サクソルン(サクソルン・ソプラノ saxhorn soprano)
コントラルト・サクソルン(サクソルン・コントラルト saxhorn contralto)
アルト・サクソルン(サクソルン・テノール saxhorn tenor)
バリトン・サクソルン(サクソルン・バリトン saxhorn baryton)
バス・サクソルン(サクソルン・バス saxhorn basse)
コントラバス・サクソルン(サクソルン・コントルバス saxhorn contrebasse)
管楽器:サクソルン
楽器の分類
サクソフォーンの発明者として知られるアドルフ・サックスが考案し、1845年に特許をとった一連の金管楽器。
サックスの意図は、さまざまな構造をもつ金管楽器を統一して、吹奏楽における均質な中心的楽器群をつくることにあった。
彼はビューグル(18世紀に狩猟ホルンから発展し、19世紀初めにキー・システムやバルブ・システムがつけられた金管楽器)を基礎として、7種類の楽器を考案した。
いずれも管形やバルブ・システムの統一により音色や奏法が均一で、円錐(えんすい)管の占める割合が大きくマウスピースが深いため、柔らかな溶け合いやすい音が出る。
すべて移調楽器で、E♭またはB♭管。記譜上の音域はF♯3―C6であるが、低音域の三つの楽器は現在では実音で記譜される。
サクソルン:Yahoo百科事典より引用