マリンバ
Marimba
ピアノと同じ音程配列に並んだ木製の打楽器。近代的な
マリンバ
として形が整ったのはアメリカだが、もともとはアフリカの打楽器が原型。 シロフォンと同じ構造でだけど、シロフォンよりも全体が大型で、鍵盤は広く厚く造られているため、深みのある音色を表現が特徴。
「リンバ」は「木片」のこと、「マ」は「たくさん」の意味がある。つまりマリンバは「たくさんの木」というわけ。
高校生の時だった。
私の高校にはこんな高級な楽器はなかった。1.5kmほどはなれた中学にはあったわけ。文化祭でマリンバを使いたくてね。中学の先生に頼み込んで借りた。 マリンバの脚には車輪がついてる。クルマが通る国道を1.5kmほど、ゴロゴロ転がして運んだなあ。
バスマリンバという低音専用のマリンバもある。
旋律打楽器
打楽器のうち、音程を出せる楽器・・・つまりメロディを奏でることができるもの・・・を旋律打楽器として分類することがある。
アンティーク・シンバル
ガンバン
グロッケン
グンデル
コリンタン
コンサートチャイム
コンウォン
サロン
シロフォン
チャイム
トルン
ハング ドラム
バラフォン
ビブラフォン
ベルリラ
ボナン
ポンラン
さらに、「マリンバ」「ビブラフォン」「コンサートチャイム」など、ピアノと同じように音階順に音板を並べた楽器を「
鍵盤楽器
」として分類したりするので、いささかややこしい。
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
Gakki jiten