クラリネットはシングルリードの木管楽器。 ヨーロッパで古くから使われていた シャリュモー をドイツの音楽家デンナーが改良したとされている(1700年頃)。
クラリネットは、ほかの木管楽器と異なるということで、小難しい解説を目にする 「クラリネット属は楽器学上、閉管構造の楽器である。そのため (1)最低音が1オクターブ低い (2)倍音が奇数倍になる」と、 ・・・だがしかし・・下記に続く。
たしかに、リードのあるマウスピースを口に加えると、一方だけが開いていいるので閉管なのだろう。 そして、縦笛(リコーダー)は音を発生させるエッジの部分があるので2箇所の開いている管。だから閉管ではなく開管。 そういうことか・・・。 でもさ、サクソフォンはどうなの。クラリネットと同じで閉管かといえば、そうじゃない。なんでサクソフォンは閉管ではなく開管なのよ。 それはね。サクソフォンは管がだんだん太くなっているでしょ(円錐管)。でも、クラリネットはスットントンのまっすぐなのよ(円筒管)。 だから、クラリネットは閉管なのよ。 繰り返すことになるが、日本国の国語は分かるので、書いてある文面は理解できる。でも意味分からない、というのはこのあたりからだ。 リコーダーはスットントンのまっすぐどころか、逆に先にいくほど細くなっているではないか。 どうも、これは・・・ (1)まっすぐな管であること (2)片方を塞いであること(エッジの穴もない) この2つの要素が「&条件」の時、閉管になるようだ。 ところがさてさて、さらに疑問が続く。なぜ(1)&(2)条件の時は閉管なの。