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四世 杵屋佐吉
杵屋佐吉 オフィシャルウェブサイト( https://www.samonkai.com/index.html )から引用
三世佐吉の三女、初世佐喜の子として、東京浅草に生まれる。明治27年(1894)3月、三世佐吉の門弟、佐喜次につき、長唄修業を始める。明治28年(1895)、二世寶山左衛門の厚意により、本名良二の名で新富座へ見習い出勤。
明治32年(1899)浅吉と改名。明治37年(1904)7月、21歳でタテ三味線昇進。同年、四世杵屋佐吉を襲名し、新富座・明治座・春木座の囃子頭を経て明治座の邦楽部長、松竹の音楽部長となる。明治41年(1908)、蜂須賀藩士中山賢正明三女ますと結婚。夫人は唄方杵屋増子として公私共に生涯佐吉の良きパートナーであった。
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