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ハックブレット
Hackbrett
ハックブレットは、ドイツやスイスで使われている打弦楽器。
Hackbrett は、ドイツ語「まな板」の意味。演奏スタイルが、まな板で魚か野菜を切り刻む様子に似ているというところからきているのだろう。
黒沢隆朝の『世界楽器大事典』から引用させていただくと
日本人は元来ウィットに欠けた民族であるから外国語をあれこれと借用している。そこへいくと、たとえば、ドイツ人のような頑固な性格の反面で、洋琴のことを『またいた』と呼んだり、形から『 豚の頭』(シュワインコップ)呼んでいた。
打弦楽器は、古代ペルシャのサントゥールに始まったと云われており、インドや東アジアにも伝わり、西のヨーロッパではハックブレットとして独自に発展している。英語ではハンマー・ダルシマーの名で普及している。
サントゥール
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ヤンチン(楊琴/洋琴)
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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