私家版楽器事典


楽器一覧(弦鳴楽器)
サントゥール Santur / Santoor
サントゥール(イラン) santoor
ペルシャ(イラン)のサントゥール(Santur)
弦を叩いて音を出す。
台形の箱に金属弦(4本セットの複弦)を張り、細いスティック(メズラブ mezrab)で跳ねるような感じで打つ。 打弦楽器は世界中に存在するが、ルーツは この楽器...古代ペルシャのサントゥールだと云われている。

サントゥール(インド) santoor
インドのサントゥール (Indian santoor)

ペルシャのサントゥールはインドの北部にも伝わり、同じ名前で呼ばれている。
ペルシャの楽器と同じく台形の共鳴胴ではあるけれども 分厚くてズングリとしたデザイン。弦は3本セットの複弦。 インドはインド流で、床にあぐらをかいて演奏する。

古代サンスクリット語の文献では、英語発音で shatatantri veena と呼ばれていて、この楽器にも インドの弦楽器の総称である veena という名前で表現されている。

サントゥールの演奏



揚琴(ヤンチン/ようきん) | キム

ハックブレット | ツィンバロン


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