楽器一覧(弦鳴楽器)
コラ Kora
アフリカの楽器:コラ kora
コラはアフリカ(セネガルやガンビアなど)の楽器。
胴体を膝に載せて、楽器の正面から演奏する。弦は縦型のブリッジに左右に2列張られていて、両手で弦をはじく。
コラの演奏スタイル
胴体から2本の「握り棒」が突き出ていて両手で楽器を支える。弦をはじくのは親指と人差し指を使う。

コラのブリッジと弦の配置

コラの弦は珍しい張り方をしていて それはちょうど、吊り橋の一種の 斜張橋(しゃちょうきょう) のようである。

背の高いブリッジに縦方向に並べて弦を張ってある。弦は左右2列で、それぞれ左右の弦を両手ではじく。

コラのブリッジ 弦の配置

縦型のブリッジ
ブリッジが縦型直立式で弦を山形に弦を張る楽器は、同じくアフリカの ムベトドンソンゴニ。 そして、遠く離れたボルネオには エンクラトン がある。



私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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