ムベトはアフリカの楽器。 ガボンや赤道ギニアなどに住む民族、ファン(Fang)の弦楽器。 ブリッジが縦型で、弦の張り方に特徴がある。吊り橋で塔から斜めにケーブルを張ってあるのは 斜張橋(しゃちょうきょう) というのが正式名らしいが・・・その斜張橋と同じような構造で4〜5本の弦を取り付けてある。 はじく部分が2箇所あるので、左右の手(指)で弾く。 共鳴器のヒョウタンは3個くっつけるのが標準のよう。でも、もっと多いのもある。棹の長さもそれぞれで、1m〜2mくらい。
縦型のブリッジ ブリッジが縦型直立式で弦を三角山形に弦を張る楽器は、同じくアフリカの コラ。 そして、遠く離れたボルネオには エンクラトン がある。
共鳴器のヒョウタンを胸にあてる 共鳴器を演奏者自身の胸に押し当てて、音質や音量を調節しながら演奏する楽器は東南アジアにもある。 ピン・ナム・タオ はタイ王国の楽器。