舟の形をしていると形容される。確かにボートの形ではあるけれど、私はシッポをくりんと曲げたサソリを思い浮かべる。
「アブラムシ 足を取ったら 柿の種」というけれど「サソリの 足を取ったら サウン・ガウ」てな具合。
サウン・ガウは、児童向けの小説で映画にもなった「ビルマの竪琴」として知られている。
弦は絹糸で、ヒモでギュギュギュッと締め付けてチューニングする。とはいえ(最近では)ギターのようなメカ式糸巻きが付いていて、ヒモは飾りだったりするものもあるようだ。
メロディーは右手ではじく。左手は指で弦を押さえて音程を変えたり低音の伴奏を入れたりする。
Web販売しているのを見つけた。ちょっと驚き。世界に数十台しかない楽器とか勝手に想像してしまっているが、インターネットで売るとなると、ある程度量産しているのだろう。生産はミャンマーということで地元だ。35,000円だった(2014年12月現在)。