中国の弓奏楽器。
左右対称ではないためか異様な形をしている。
業務用の電気掃除機か芝刈り機のようにも見えるが、これは楽器である。脚に挟んで弾く擦弦楽器。中国版のチェロで「楊雨森」という人が開発した。演奏方法も音質もチェロだ。
異様な形であるがヘッドや糸巻ペグは、中国の伝統的なデザインを取り入れている。蛇皮で共鳴させるのも中国の伝統。
この蛇皮は、片面だけで側面に位置している。弦の振動をどのように伝えているのか気になるね。
駒(ブリッジ)から木の棒でつながっていて90度角度を変えて皮に振動を伝えている。
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蛇皮ということだけど、合成皮革を使っているようだ。直径が30cmほどある蛇皮を素材として用意するのは難しいだろう。こんなデッカイ蛇がたくさんいるはずもないし(たぶん)。
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