ガイゲンヴェルク
Geigenwerk
17世紀ごろには、ピアノの鍵盤で操作することが試みられた。ガイゲンヴェルクは多くの弦に対応させるため、5個ほどの円盤を取り付けで回転させる構造になっている。
円盤で弦を擦って音を出す楽器
Geigenwerk はドイツ語。ドイツではある程度実用化された楽器のようだが、一般化して認められることはなかったようだ。
ガイゲンヴェルクについて・・・ 下記は、JAS Journal Vol.53 No.2(3 月号)より引用(部分)
ものとして実際に作られたという証拠が残っている一番古い例としては1575 年にニュルンベルクのハンス・ハイデンが作ったガイゲンヴェ
ルクがあります。ハイデンは銅の取引商人、技術者、音楽家、楽器製作家など様々な分野で才能を発揮したマルチタレント的人物で、あたかもレオナルド・ダ・ヴィンチの再来とでもいえる人
でした。1599 年には改良型が完成され、1601 年には皇帝ルドルフ2 世から特別の恩典を与えられています。
|
|
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑 gakki jiten
|