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ダブルリードの木管楽器
オーボエのリード ファゴットのリード ひちりき のリード
ダブルリードは、乾燥させた葦(あし)を削ったものを2枚重ね合わせてある。 また、篳篥(ひちりき)などのように葦をペッタンコにつぶして平たくしたものもある。
主に木管楽器に使用され、吹口に取り付けて息を送り込むことにより振動させる重要な発音部である。 リード自体の材質・形状が音色に大きく影響するのでに多くの奏者が葦材そのものか、半完成品のリードを、自分に合ったリードを削って作る。
ダブルリードは漢字で「複簧(ふくこう)」と書き、「二枚舌」という演奏家にとっては不名誉な表現もあるようだ。
コールアングレ ファゴット アウロス ショーム オーボエ シャーナイ チャルメラ クルムホルン ラケット 篳篥(ひちりき)

葦はイネ科の植物。温帯・熱帯の湿地帯に分布し、高さ3m〜4mほどに成長する。アシまたはヨシともいう。 葦(あし)はイネ科の植物。温帯・熱帯の湿地帯に分布し、高さ3m〜4mほどに成長する。 日本では、アシは「悪し」に通じるので「良し」の意味を含ませてヨシともいい、葦、芦、蘆、葭など色んな漢字がある (芦は蘆を簡略化したもの)。

そもそも葦そのものが英語ではReedであるので、楽器のリードはそのまんまの言葉がそのまんま使われていることになる。
リードの素材としては、Arundo donaxという品種が主に使われていて、南フランスのものが最高品質とされている。 でも、リードの「ヨシアシ」は乾燥の仕方や削り方の違いが大きく影響するのであって、どの地域で作っても大差ないのが本当のところだとか。

葦は中が空洞でパイプ状になっているため、 パンパイプ ナイ のように茎そのものは笛の本体として利用されている。


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