楽器の名前

排簫 はいしょう
排簫 はいしょう
中国のパンパイプ 。
日本にも伝来し、奈良時代・平安時代には雅楽の吹きものとして用いられた。


排簫 パイシャオ/はいしょう
日本では、簫も笙も「しょう」と発音するので紛らわしい。
簫は、尺八やケーナのように、リードが無い(ノンリード)の縦笛のこと。「排簫」は、複数の笛を排列しているということでその名があり、中国発音をカタカナ表記すると「パイシャオ」となる。

雲中供養菩薩像の排簫
排簫を演奏する「雲中供養菩薩像」
京都・平等院鳳凰堂の国宝・雲中供養菩薩像。50体位上の菩薩像の中には雲の上で排簫を奏でている像がある。

パンパイプについて ・・・ 中国の楽器

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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