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クラル Krar / kraar
クラル

クラルを演奏する人

クラールは、東アフリカのとエチオピアやエリトリア6弦(または5弦)の竪琴。音響ボディは半球形で、2本の柱を立ててある。弦は ペンタトニックスケール(5音階)に調整されている。
伝統的な楽器だけれども、現代では調弦ペグは金属製のギヤ使ったものが使われており、さらに電気仕掛けで、エレキギターのようにアンプを使って増幅させるものもある。

伝統的なクラールは、布やビーズで飾られることが多く。調弦や音色はミュージシャンの演奏技術によって異なっていた。

演奏者は アズマリ(azmari)と呼ばれるミュージシャン・シンガーによって演奏さる。アズマリは 祝祭儀礼では欠かせない人であり、また、ラブソングや世俗を歌ったりすることもあるようだ。

ベゲナ | アドゥング


ワシント Washint

ワシント washint
ワシントは、エチオピアの木管楽器。 さまざまな長さ(音程)の楽器があり、指穴は通常4つ。日本の尺八と同じ構造で、筒の上部のエッジに息を吹きつけて音を出す。

伝統的に、アムハラ語のミュージシャンは、6弦のリラである クラル 、1弦のフィドルである マセンコ を伴う歌を通して歴史の出来事などを伝えてきた。


エンビルタ Embilta

エンビルタ embilta
2人のイラストですが ほんとは3人で演奏します
エンビルタも、エチオピアの木管楽器。
ただし、ワシントよりもかなり長く、指孔が無い。指孔が無いため特定の音しか出せないが複数人が違う長さの(音程の)楽器を持ち演奏する。イラストでは2人しか描いていないが、通常3人が個々のチューニングのエンビルタを持つ。
エチオピアと隣国エリトリアに住むティグレ族(Tigre)は冠婚葬祭の時に使う。


アフリカの楽器

エチオピアの楽器

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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