クイーカ
Cuica
サンバで使うブラジルの楽器だけれども、もともとはアフリカの楽器のようだ。
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太鼓(ドラム)の形をしているが、その構造や演奏方法は太鼓ではない。でも、フリクション・ドラム(friction drum)/擦奏太鼓という総称があり、まあ太鼓の仲間として許してもらおう。
皮の真ん中あたりに棒を立ててあり、この棒をこすりこすりすると、その振動が皮を震わせて音がでる。
いい音か嫌な音かは人それぞれ。テンションが高ぶっている時はいいが、どんよりと暗い気分の時に、この音を聴くと逃げ出したくなる。
南米にはクイーカというオポッサム
の仲間がいて、その鳴き声がこのドラムの名前の由来だという。
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