唐代には すでに現在に通じる完成された楽器があった
信西古楽図の楽器
箜篌
琵琶
五弦
箏
奚婁鼓
羯鼓
腰鼓
方磬
答笙
尺八
横笛
排簫
篳篥
楷鼓
箜篌 (くご)
琵琶 (びわ)
五弦 (ごげん)
箏 (そう)
奚婁鼓 (けいろうこ)
羯鼓 (かっこ)
腰鼓 (ようこ)
方磬 (ほうけい/ほうきょう)
答笙 (しょう)
尺八 (しゃくはち)
横笛 (よこぶえ)
排簫 (はいしょう)
篳篥 (ひちりき)
楷鼓 (かいこ)
信西古楽図(しんぜいこがくず)
は、器楽演奏や踊りなど、娯楽的要素の濃い芸能の様子を墨画で描かれた巻物。
「大陸から日本伝わった芸能を描いたもの」かもしれないし「唐の宮廷芸能をそのまま描いたもの」かもしれない。つまりは、よくわからないようだ。作者も不明だとか。
かなり古く(平安時代)に描かれたもので、 「腰鼓、楷鼓、羯鼓、方磬、奚婁などの 打物」 「尺八、荅笙、横笛、篳篥、簫などの 吹物」 「五弦 琵琶、箜篌、箏などの 弾物」が現在でいう図鑑のように並べて描写されている。
当時の芸能全般を幅広く紹介されているが、ここでは楽器がふくまれる作品だけをとりあげた。
阿弥陀聖衆来迎図
雲中供養菩薩像の楽器
フェルメールの絵画
絵画や壁画の楽器
キャラクタと楽器
私家版 楽器事典