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ヘグム
해금
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奚琴
けいきん
ヘグムは、朝鮮半島で使われている弓奏楽器。
もともとは、奚琴という楽器で、中国の満州南部を流れる遼河(りょうが)という河の周辺に1000年頃まで住んでいた「奚」という民族が愛用していた。
奚琴が朝鮮半島に伝わり、ヘグムの名で現在でも使われている。
二胡と同じく、東アジア一帯で使われているハンマーの様な形の弓奏楽器で、指板がなく左手でネックと弦を同時に掴むようにして演奏する。
演奏時は、いつも指で弦に張力を与えており、音程は弦の長さだけではなく張力(掴み具合)によって変化する。ビブラートも掴み具合の力の入れ方で行う。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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