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ソー・グラポーン
Saw krapawng
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ソー・グラポーンはタイの楽器。空き缶を利用した弓奏楽器。
食品用の丸い缶詰から 四角くて大きな一斗石油缶(18リットル缶)まで、いろいろと利用するので大きさは様々。
とはいえ、基本的には「総称して胡琴」と呼ばれる形状であり、演奏方法も中国の二胡などと同じ方法である。
タイの楽器ということではあるけれども、おそらく空き缶を利用して楽器を作ってやろうと思い立つ輩はいくらでもいるであろうから、この手の「缶楽器」は世界中いたるところで作られているに違いない。
ソー・ピープ
Saw peep
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一斗缶を共鳴胴に使った、2本弦の弓奏楽器。
日本では「一斗缶」とか「18リットル缶」。「5ガロン缶」とかの呼び名もあるが、石油なんかの容器に使ってる四角いスチール缶。
この容器は縦にも横にも積みやすく、四角いので隙間なくギュウギュウ詰めで積み上げられるので倉庫のスペースを有効に使える・・・・とか。
でも、まあ、楽器に作り変える場合には並べて積み上げる利点はまず関係ない。どれだけよく響くかだ。
一斗缶はミカンの缶詰より大きいので、低音周波数がしっとりと鳴り響くんだろうな。
他にも 空き缶を使った楽器 ...
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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