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サロー
Salor
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サローはタイの楽器。北部のラーンナー地域で使われている。
ネックが胴体を突き抜けて作られている弓奏弦楽器を「スパイクフィドル(spike fiddle)」と呼ぶことがあるが、サローもスパイクフィドルの構造を持つ弦楽器だ。
共鳴箱の胴体はヤシの実の殻を使っており、表面は木板。ネックの頭部には調弦用のペグが全面から突き刺さっている。
奏者は床に座って、楽器も床に立てて演奏する。椅子に座って演奏する場合は膝の上にのせたりもするけど。
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音を出す弦を選ぶ時は、弓ではなく本体を左右にクルクル回す。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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