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ゼゼ
zeze
マダガスカルのゼゼ
アフリカの
バーツィター
は おそらくマダガスカル島で生まれたようだ。19世紀にはアフリカ大陸東部へと広がったのではないかといわれている。
ただ、形状や演奏方法はずいぶんと異なっており、地域・民族によって異なっている。弦をはじくもの、弓で擦るものなど、ゼゼという名称は弦楽器の総称のようにもなっている。
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タンザニアのゼゼ
タンザニアのゼゼは 弓で擦る
弓奏楽器の弓は馬の毛などを取り付けて、毛の部分を弦に擦り付けるという方法をとる。
タンザニア(ゴゴ族)のゼゼは、上のイラストの様に「細い木の棒そのもの」を弦に擦りつける。
とはいうものの「毛を張った弓」で演奏することもあるので演奏形態は自由のようだ。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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