楽器名一覧
オルトゥ Orutu

オルトゥはアフリカの楽器。ケニアのビクトリア湖に接している地方に暮らすルオ族の弓奏弦楽器。

丸い筒状のボディに皮張りで、丸棒のネックに弦を1本だけ張ってある。 演奏する時は、ボディをお腹のあたりに押し当てて固定する。本体は横向きで、弓も横から当てる。
唄の伴奏として使われることが多く、ベンガ・ビート(Benga Beat)とも呼ばれるきめ細かいリズムに乗せてメロディと唄の合間のオブリガートを奏でる。 バンドではいろんな種類のパーカッションが加わり、近代ではドラムスのセットやエレクトリック・ベースなどが入りケニアのポピュラー・ソングとしても位置づけられ、ベンガ・ミュージックとしてレコーディングもされている。
オルトゥを演奏する男性のイラスト otutu
アフリカ・ルオ族のオルトゥ
円筒のボディに皮張り。1本の弦はネックから離れていて、指板を持たない。左手はネックの上部で楽器を支え、ほとんど移動させない、音程はそれぞれの指の位置によって変える。


アフリカの弦楽器
アドゥング
イナンガ
インザド
エコンティン
ゲンブリ
ゴジェ
コラ
ニャティティ
ハラム
プリュリアーク
ベガンナ
ボロン
マセンコ
ムベト
モロ
ワンビ
セガンクル
ゼゼ
ンゴニ


私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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