オルトゥ
Orutu
オルトゥはアフリカの楽器。ケニアのビクトリア湖に接している地方に暮らすルオ族の弓奏弦楽器。
丸い筒状のボディに皮張りで、丸棒のネックに弦を1本だけ張ってある。
演奏する時は、ボディをお腹のあたりに押し当てて固定する。本体は横向きで、弓も横から当てる。
唄の伴奏として使われることが多く、ベンガ・ビート(Benga Beat)とも呼ばれるきめ細かいリズムに乗せてメロディと唄の合間のオブリガートを奏でる。
バンドではいろんな種類のパーカッションが加わり、近代ではドラムスのセットやエレクトリック・ベースなどが入りケニアのポピュラー・ソングとしても位置づけられ、ベンガ・ミュージックとしてレコーディングもされている。
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