楽器の名前一覧:気鳴楽器
チャルメラの仲間
ダブルリードの 木管楽器

チャラメーラ
Charamela
(ポルトガル)
ポルトガルのチャラメーラ Charamela
ショーム
Shawm
(ヨーロッパ)
ヨーロッパのショーム Shawm

アルガイタ
Algaita
(アルジェリア)
アルジェリアのアルガイタ algaita


ミズマール
Mizmar
(エジプト)
エジプトのミズマール mizmar


シャーナイ
Shahnai
(インド)
インドのシャーナイ Shahnai


ナーダスワラム
Nadhaswaram
(インド)
インドのナーダスワラム Nadhaswaram


ズルナ
Zurna
(トルコ)
トルコのズルナ Zurna



哨吶
スオナ
Suona
 (中国)
中国の哨吶 スオナ


ビシグール
Bishguur
(モンゴル)
モンゴルのビシグール


ギャリン
gyaling
(rgya-gling)
(チベット)
チベット仏教のギャリン
太平簫
テピョンソ
Tepyongso
(韓国)

韓国の太平簫(テピョンソ)

チャルメラの仲間は、ペルシャのスルナイという2枚リードの笛が原型だと云われている。
西はヨーロッパへ伝わりショームとなり、オーボーやコーラングレが近代的な楽器として生まれ変わった。 そして、東へはインド、中国、韓国と伝わり極東日本でもチャルメラとして民衆で使われるようになった。
ただ、ポルトガルのチャラメーラも西から日本に伝わったので、中国のスオナと西洋のチャラメーラが一緒くたになって名前はチャルメラが採用されることとなったようだ。 哨吶をチャルメラと強引に読むのはこのあたりの歴史からきている。

私家版楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten