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西洋の音楽様式
角笛が金管楽器に
低音の金管楽器
ダブルリードの管楽器
弦を擦ったのは だれ
バルバット 東へ西へ
サントゥール 東へ西へ
ナッカーラ 東へ西へ
ブラギーニャ
弓形ハープ
バー・ツィター
バンブー・ツィター
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ダブルリードの管楽器
葦笛(あしぶえ)
葦の茎を適当な長さに切って、一方の端をつぶして平らにする。息を吹き入れるとブーとかビーとか大きな音がする。これが原始的な葦笛だ。
この方法だと音源の部分、つまりつぶした部分がヘナヘナになっちゃたら鳴らなくなる。笛全体を作り直す必要がある。
それでは発音部分を分離しようというわけで、葦を薄く削って2枚合わせる。それを管に装着する方法が考案された。
管は葦の筒でも、竹の筒でも、木を削って筒にしたものでもよい。音の出口に金属のベルを付けたらいい音がするしカッコいい。
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湿地帯で育つ葦
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2枚リードの管楽器は、こんな具合に発達したんだろうな。
小アジア(トルコあたり)が発祥の地だろうと考えられているらしいけど、葦の生えている地域のあちこちで音楽好きで遊び好きの人が作ったかもしれない。
チャルメラ
スオナもチャラメーラも日本ではチャルメラだ。
中国から伝わったスオナ(哨吶)、ポルトガルから伝わったチャラメーラ。この二つは元々は同じ祖先から出発しているのだけれども、伝来経路が東回か西回かの違いがある。
この2枚リードの木管楽器。日本では、そんな歴史はすっとっばして、チャルメラの名で通ってる。
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