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ニッケルハルパ
Nyckelharpa
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ニッケルハルパはスウェーデンの楽器。
nyckel
は、スウェーデン語で鍵(key)のこと。楽器なので「鍵盤」ということになろうか。
harpa
は、ハープ(harp)なので弦楽器の総称ということだろう。
スティック状の鍵盤で弦の長さをコントロールする。1300年・・・もしくはもっと古くから使われていたので日本の大正琴が生まれる以前からこの鍵盤方式があったのはもちろんである。
もう一つの特徴は共鳴弦がいっぱい張り詰められているということ。
ヨーロッパの楽器はかつて共鳴弦やドローン弦を採用しているものが多かったが、現在のバイオリンにあるように単音でも大きな音が出るように改善されてきた。
そんな中でニッケルハルパは共鳴弦を備えた楽器ということで、現在のヨーロッパにおいては珍しい存在になっている。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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