楽器の名前リスト
スチールギター
Steel guitar
スチールギターは、スライド・バーを弦に押し当てて弦が振動する有効長さを変化させる。 この演奏方法はスライド奏法と呼ばれが、古くはガラスビンの首の部分を切り取って弦に押し当てていた(らしい)ので、スチールギターの演奏はボトルネック奏法と言われたりする。
普通のギターでもこの奏法は可能であるが、スチールギターはスライド奏法専用である。
左のイラストは
ペダル・スチールギター
で、演奏中にでも弦の張り強さを変えることができるペダルがついている。
スライド奏法とかボトルネック奏法とか呼ばれている演奏方法 ・・・・ 現在では、スチール・ギターがその代表的な楽器だけれども、硬い棒などを弦に押し当てて音程を調整する楽器はいろいろある。
八雲琴
二絃琴とも呼ばれている日本のスライド奏法の弦楽器。ボディは桐(きり)または、竹。
須磨琴
一絃琴とも呼ばれている日本のスライド奏法の弦楽器。
ビチトラ・ビーナ
インドには色んな種類のビーナがある。ビチトラ・ビーナ(vichitra veena)は、フレットがついていなくてスライドバーを使って演奏する。
モハン・ビーナ
インドの楽器。ビーナという名がついてはいるものの、どちらかといえばリゾネーターギターを改良した感じ。ただし、第二の音響ボックスや共鳴弦を付けているのはインドならでは。
リゾネーター・ギター
ボディに、金属の共鳴板を取り付けて大きな音が出る仕掛けが組み込まれている。スライド奏法をやりやすくするため指板と弦の隙間が広くとられている。
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten