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びわ
琵琶と枇杷

楽器の琵琶と果物の枇杷(びわ)との関係は?

琵琶 枇杷の実
琵琶と枇杷
果物のビワと楽器のビワ、これは語源が同じである。 当然、楽器の琵琶は果物の枇杷からつけた名前だろうと思いきやそうではない。

漢の劉熙の『釈名』によれば「手を推し進むを批といい、手を引き却くを把という」とある(部首は「てへん」)。 今流に言えば、ダウンストロークが「批」、アップストロークが「把」ということになる。これは楽器のビワについて書かれたものだ。
だから、楽器のビワは批把と書かれていたが、後に「琴」などと同じように楽器として表記するために冠の部分を付け替えて琵琶とした。
さらにその後、中国の揚子江あたりに原生する黄色の果実は楽器のビワに似ていることから、木へんの枇杷の字を当てた。
ということは、果物の枇杷は ギターなど弦楽器の弾き方からきているのであって "Down Stroke and Up Stroke" のことだったのだ。
日本の琵琶 | 中国の琵琶 | 果物の枇杷(ビワ)
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