エスラジ
Esraj
ディルルバ
Dilruba
エスラジとディルルバはインドの擦弦楽器。 いずれも、胴に皮をはってあり、太いネックにはアーチ状のフレットが配置されている。ネックとフレットの間は隙間があって、共鳴用の弦がたくさん張りめぐらされている。
この楽器専用の弓はあるのだけれど、どうも最近はコントラバスの弓を使うことが多いようだ。コントラバスで言うなら、弓の根っこを下から包むようにして持つ「ジャーマン・ボウ」のスタイルでである。
ちなみに、ちょっと紛らわしいが インド内でも地域によってエスラジをディルルバと呼ぶことがある。
|