GMが制定される以前は、MIDIの音色(楽器の種類)やコントロールチェンジはMIDI音源のメーカーによって異なるという問題があった。
例えば、A社のMIDI音源ではピアノの音色が割り当てているのに、B社ではバイオリンの音色だったりということでユーザーにとって使い勝手が悪い。
違うメーカーのMIDI音源を使うと丸っきり違う楽器が鳴ってしまうわけだもの。
これを解決するための規格がGMだ。1991年に音楽電子事業協会(当時は 日本MIDI評議会)とMIDI Manufacturers Association (MMA) によって規格が制定された。
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