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ヨーロッパの古楽器
ヨーロッパの古楽器
ビュサン
Buccin
ベルが龍の頭をかたどった金管楽器。龍というけれども、日本人はシャチホコを思い浮かべてしまう。19世紀、フランスやベルギーで軍楽隊の楽器として使われた。
Buccinはフランス語で大型の巻貝(法螺貝やエゾバイ)のこと。日本でも法螺貝というラッパがあるが、ビュサンはももともと貝でできたラッパから名付けられたのだろう。
ビュサンが、最初に作られた年代は はっきりしていない。ただ、フランスでは 1800年代始めから1845年ごろの間に軍楽隊で活躍した。
ベル部分の龍は様々に装飾され、鮮やかな赤、緑、金色に塗られているものがあり、口の中から突き出た金属の舌は、行進や演奏中に動くように作られたものもあった。
舌が付いてるビュサン
ドラゴンをかたどったベルの口から舌が出ている。
私家版楽器事典 / ヨーロッパの古楽器