中国や日本では漢字で「手風琴」。リード・オルガンは「風琴(ふうきん)」なので、抱えて両手で操作するので「手」がついたのだろう。
明治時代には、Accordion をどう聞き間違ったか、そのまま日本独自読みしたかで「アツコルジヲン」とかいうカタカナ表記もあったりした。おそらく、アルファベットの並びを「アッコルジオン」と読んだんだろうね。
まあ、Organ(オーガン) がオルガンになるくらいこのことはありだろうが、オルガンを意味するオランダ語 orgel(オルゲル)が なぜか オルゴール に訛って別の楽器に名付けてしまったといったこともあったり ・・・
さらには楽器と直接関係ないけど「What time is it now?」を「掘ったイモいじるな」と日本語に当てはめたりしてね。外国の文化を日本流に取り入れるのが得意な日本人ではあるけれども、当時はいろいろとご苦労なさったに違いない。