私家版楽器事典 楽器事典の目次
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 ABC
アイーダ トランペット
アイゲン・ハープ
アイリッシュ ハープ
アイリッシュ ブズーキ
アウロス
アウロ クローム
悪魔のバイオリン
アップライト ピアノ
アコルドリア
アコーディオン
アコーディナ
アゴゴ ベル
アサラト
アシコ
アジェン(牙箏)
アタバキ
あたりがね(当り鉦)
アトケ
アドゥング
アパッチ バイオリン
あめうちわ(雨団扇)
アメリカン・ドラム
アメリカン・フルート
アルガイタ
アルグール
アルタイ・ヤトガ
アディルナ
アルパ(ラテン ハープ)
アルフー
アルプホルン
アルペジョーネ
アルボカ
アンクルン
アンジェリク
アンターラ
アンティーク シンバル
アンビル

イギル
イダッキャ
いっこ(壱鼓)
イナンガ
イフホール(大馬頭琴)
イプヘケ
イリアン・パイプス
イリイリ
イリンバ
イングリッシュ ギター
イングリッシュバスホルン
positiveイングリッシュ ホルン
インザド
インディアン バンジョー
インディアン フルート

う (竽)
ウィンドチャイム
ウインド シンセサイザ
ウォッシュ ボード
ウォッシュタブ べース
ウォーター ドラム
ウクレレ
ウケリン
ウシブラ
ウトガルドン
ウドゥ
ウッドブロック
ウード
うなりぎ(唸り木)
ウリウリ
うんら(雲鑼)

エイサー太鼓
エオリアンハープ
えきれい(駅鈴)
えきろ(駅路)
エコンティン
エスラジ
エレクトリック ギター
エンクラトン
エンビルタ

大鼓おおかわ(大鼓)
オカリナ
octavinオクタヴィン
octavinオクタヴィーナ
octavinオークラウロ
おけどう太鼓
オーボエ
oboeオーボエ ダ カッチャ
オート ハープ
オーロクローム
ophicleideオフィクレイド
おやゆびピアノ
オルガニストルム
オルトゥ
オルファリオン
オルフィカ
おんさ(音叉)
オンド マルトノ


ア・カッペラ a cappella
器楽の伴奏なしに歌うこと。いわゆる「アカペラで歌う」というあのアカペラ。日本人は「アカ」と「ペラ」が合体したような発音をする。 cappella(イタリア語)は、英語でいうチャペル(Chapel)のことだ。礼拝堂風に歌うということが本来の意味。
楽曲・歌曲の名前

アコースティック Acoustic
音響という意味。楽器の場合は電気・電子を使わない楽器。電気・電子を使う楽器が増えてきたので、あえてアコースティックと呼ぶ。 ピアノでもわざわざアコースティク・ピアノと呼んだりする。 アコースティックの楽器でもマイクロフォンとアンプで増幅することが多いけどね。

アドリブ Ad lib
即興演奏。 主にジャズの演奏などでの自由なソロ演奏を指す。 音楽以外でも、その場の空気でセリフを付け加えたり変えたりすることをアドリブといったりする。

アフリカの楽器 African instruments
エジプトで発達した多様な弦楽器、イスラム文化の影響を受けた地中海の面した地域。 西へ行くと、もともとあった音楽文化とエジプト方面からやってきた文化と現地の文化が融合して、多彩な楽器が生まれた。
弦楽器の類、パーカッションの類・・・音楽やダンスが大好きで大好きでしかたない人々・・・特に西アフリカの多種多様な楽器は、アメリカ、ヨーロッパにも大きな影響を与えている。 さらには、世界中の音楽文化を発展させてきた。
アフリカの楽器が いろいろのページ

アマティ Amati
イタリア北部クレモナのバイオリン製作者の一族。 ストラディバリは、アマティの工房で修業した。
イタリアのクレモナ

アルト Alto
女声の声域(声種)のひとつ。高音である女声を2部に分けたときの下の声部なので、全音域から見ると高い声域になる。
さらに、「アルトの音域の」という意味で楽器名に使われる。
アルト・クラリネット
アルト・サクソフォン
アルト・フルート
アルト・ホルン
アルト・リコーダ

アルペジオ / アルペッジョ Arpeggio
分散和音。和音を構成する音を一気に鳴らすのではなく、1音づつ鳴らせる演奏方法をいう。アルパというのはハープのことで、ハープが得意とする演奏方法からこの名が生まれた。

アンブシュア(アンブシャー) Embouchure
管楽器を吹くときの「吹き方のテクニック」のこと。クチビル、舌、ホッペタ、喉、そして息づかいなどを駆使していい音を出す。 トランペットなどの金管楽器、クラリネットなどの一枚リード、オーボエなどの二枚リード、リードがないフルート・・・それぞれ、そのテクニックは違う。アンブシュアのワザで音質は大きく変わる。 embouchure は、フランス語で、もともと「口」とか「入り口」の意味。


糸倉 (いとぐら) Peg box
弦楽器の糸巻(ペグ)と弦をまとめる部分。リュート属ではヘッドの部分。ペグボックス。

インストルメンタル Instrumental
器楽曲(きがくきょく)

イントロダクション Introduction
交響曲などの主要部分が始まる前に置かれた導入部分。 ポピュラーソングでは「イントロ」と略して、歌が始まる前の器楽演奏部分の「前奏」という意味に使っている。


打ち合わせ (うちあわせ/business meeting)
雅楽で使う打物(打楽器のこと)に 笏拍子 がある。まさしく打ち合わせるパーカッションであり「決まったリズムで打つ」「曲中の特定の箇所で打つ」が担当。 楽曲全体の調子を整える役目なわけだ。で、一般社会では物事がうまく運ぶように「ウチアワセ」をすることを「打ち合わせ」というようになった。
笏拍子(しゃくびょうし)


打物 (うちもの)
打楽器である。 雅楽では、壱鼓や大太鼓などの太鼓、鉦鼓などの金属打楽器などを打物という。


f字孔 (えふじこう) f hole
バイオリンのサウンドホール。小文字の「f」の形をしているのでこう呼ぶ。ブリッジ(駒)を置く位置が分かるようにもなってる。
バイオリンの各部名称

エラール Erard
フランスの楽器メーカー。ピアノとハープは有名。 ピアノの打弦アクションであるダブルエスケープメント、グランドハープのダブルアクションペダルは半音を足のペダルによって自由に出せる機構。 これらは、現在の楽器には不可欠。エラール社は近代的な楽器に大きく貢献した。
ピアノのハンマーアクション
グランドハープのダブル アクション ペダル


オクターブ Octave
周波数が2倍、または1/2になる2音間のへだたりで、この場合は1オクターブ。 oct は「8」の意味。オクターブは8度高い音。 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド の場合、低い「ド」が「1度」、高い「ド」が「8度」になる。  楽譜で使用する 8va_ _ _ は、Ottava(オッターバ、イタリア語)の略で、octave と同じ意味。
ちなみに、8角形はオクタゴン(octagon)、タコはオクトパス(octopus)。

音 (おと) Sound
空気が振動し、耳に入って処理され腦がそれを認識した場合の物理的現象。空気が振動しても認知されなければ音ではない。

オリジナル楽器 Original instruments
その昔、当時の作曲家が、その時代に使っていた楽器。例えば、金管楽器はバルブがなかった時代があって、その楽器の持つ性能で作曲演奏されたのですよね。
ピリオド楽器/古楽器

音楽 (おんがく) Music
人間の音声および楽器音の組み合わせによって実現される芸術人間の表現(音楽之友社 音楽中辞典より引用)
なぜ、音楽がひとの感情を隆起させるのだろう。なぜメロディを覚えることができるのだろう。さらには、人によっては和音やベースランまでも一緒に脳みそにメモリーできる。 心地よい音と嫌な音がなぜ存在するのだろう。人はいつから音楽を知ったのだろう。 これらが解明できると「人間とは何か」が分かる、と言った著名人もいる。

音域 (おんいき) Tone range
音の高さの範囲。
楽器の音域は、ピアノや木琴のように器物そのものにそなわっている場合もあるが、演奏者の技量に関係する場合も多い。 特に管楽器(中でも金管楽器)の高い音は、演奏者の技量によってその上界が変わる。
楽器の音域

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