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アンジェリク
Angélique / Angel lute
天使の名を持つ弦楽器。17〜18世紀ごろヨーロッパで使われた。
テオルボやリュートに似ているが、弦の配置に特徴がある。14本〜18本の弦を持ち、全音階に調弦されている。
全音階とは、例えばド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドである。だから、開放弦のままメロディを弾くことが可能で、まるでハープのような弾き方になる。
エンジェル・リュートとも。
上のイラストは、Nicolas Bonnart の「damon jouant de l'angelique (1687)」をトレースし、描き直しています。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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