私家版 Web楽器事典
楽器事典の目次

楽器の形

ネックのある弦楽器
丸い形
三角の形
四角い形
アーモンドの形
ハンマーの形

太鼓の仲間




アーモンドの形

アーモンドの形をした弦楽器。ウードやリュートがその代表。
アーモンド型の他には「涙型」とか「洋ナシ型」とか呼ばれているのがこの形。アラブ圏で生まれたこの楽器は西はヨーロッパ全域に、東は中国。そして果ては日本まで伝わっている。 日本では琵琶がこの系統。
ウード
ウード
リュート
リュート
マンドリン
マンドリン

コラシオーネ
コラシオーネ
アンジェリク
アンジェリク

テオルボ
テオルボ


ブズーキ
ブズーキ
サズ
サズ

セタール
セタール
ドタール
ドタール


フシタール
フシタール
ピパ
ピパ

中東やヨーロッパの楽器は、ボディの裏側は細長い木材を組み合わせた寄木細工で作らていて丸っこくてモッコリとボリウム感がある。

同じアーモンド型でも中国のピパや日本の琵琶のボディは、木材を繰り抜いた作りで、薄べったい。

楽琵琶
楽琵琶
螺鈿紫檀五弦琵琶
五弦琵琶

楽器の歴史 アーモンドの形をした楽器 アーモンドの形をした楽器