楽器の名前がついた生物

コトドリ(琴鳥)
タテゴトアザラシ

ガラガラヘビ

カネタタキ(鉦叩き)
スズムシ(鈴虫)
タイコウチ(太鼓打ち)
バイオリンムシ
マツムシ(松虫)

ギターフィッシュ
シャミセンガイ(三味線貝)
シュモクザメ(撞木鮫)
スルメイカ(鯣烏賊)
ピパ ピパ
ホラガイ(法螺貝)

コトクラゲ
ツリガネクラゲ
ツリガネムシ(釣鐘虫)
ラッパウニ(喇叭雲丹)
ラッパムシ(喇叭虫)

チャルメル草
ツリガネソウ(釣鐘草)
ペンペン草
ラッパスイセン(喇叭水仙)
コトクラゲ Lyrocteris imperatoris
コトクラゲ(琴水母)
50m〜200m位の深い海底の石などにくっついて暮らすクラゲ。学名の imperatoris は皇帝の意味であり、海洋生物の研究者でもある昭和天皇に敬意を表し名付けられた。なんとも格式高きクラゲである。

人の手のひらぐらいの大きさで、色は様々。ひょろひょろとした細長い触手があり、これでプランクトンなんかを捕まえて食べる。
ただし、相模(さがみ)湾などのごく限られた場所でしか採集されておらず、まだまだその生態は不明な部分が多い。

和名のコトクラゲは、竪琴に似ているところからこの名が付いた。 というか、お菓子の「源氏パイ」のほうが形は近い。ゲンジパイクラゲのほうがピッタシで分かりやすいが、商標登録があるのでダメなんだろうな。

私家版 楽器と生物混在事典