楽器の名前がついた動物

コトドリ(琴鳥)
タテゴトアザラシ

ガラガラヘビ

カネタタキ(鉦叩き)
スズムシ(鈴虫)
タイコウチ(太鼓打ち)
バイオリンムシ
マツムシ(松虫)

ギターフィッシュ
シャミセンガイ
シュモクザメ(撞木鮫)
スルメイカ(鯣烏賊)
ピパ ピパ
ホラガイ(法螺貝)

コトクラゲ
ツリガネクラゲ
ツリガネムシ(釣鐘虫)
ラッパウニ(喇叭雲丹)
ラッパムシ(喇叭虫)

チャルメル草
ツリガネソウ(釣鐘草)
ペンペン草
ラッパスイセン(喇叭水仙)
コトドリ(琴鳥) Lyre bird
コトドリ Lyre bird
オーストラリア東部の森林に棲む。オスのシッポが竪琴に似ているのでコトドリと日本名がついている。というか、英名がすでに Lyre bird なのでそのまま日本名に訳したのかもしれない。
モノマネが得意であるとのことで よく紹介されているが、個体差があって どのコトドリもチェーンソーやカメラのシャッターの音を発するわけでもないようだ。テレビなんかで紹介されているのは、特別モノマネがうまい個体らしい。

この鳥、美しいライアのごときシッポも持っているのだから本物のライアの音をきかせて、アルペジオの響きで鳴いてくれればもっと面白いのにね。音が重なって和音で鳴いたりしたら最高だけど。
それと、オーストラリアといえば原住民のアボリジニが使っている ♪ ディジュリドゥ〜 と音の出る ディジュリドゥ という管楽器 がある。この音を聞かせたら ♪ ディジュリドゥ〜 と鳴くのかな。

ライアの音、ディジュリドゥの音、コトドリには迷惑かもしれんが、実現すればいいのになと、ふと思う午後のひと時である。


私家版 楽器と生物混在事典