楽器の名前がついた動物

コトドリ(琴鳥)
タテゴトアザラシ

ガラガラヘビ

カネタタキ(鉦叩き)
スズムシ(鈴虫)
タイコウチ(太鼓打ち)
バイオリンムシ
マツムシ(松虫)

ギターフィッシュ
シャミセンガイ
シュモクザメ(撞木鮫)
スルメイカ(鯣烏賊)
ピパ ピパ
ホラガイ(法螺貝)

コトクラゲ
ツリガネクラゲ
ツリガネムシ(釣鐘虫)
ラッパウニ(喇叭雲丹)
ラッパムシ(喇叭虫)

チャルメル草
ツリガネソウ(釣鐘草)
ペンペン草
ラッパスイセン(喇叭水仙)
ガラガラヘビ Rattle snake
ガラガラヘビ
毒蛇といえば、必ず名前が出てくる悪名高きガラガラヘビ。 このヘビは、アメリカ大陸に棲んでいて、30種類ほども仲間がいる。大きいものでは2mを超える奴もいるらしい。
シッポの先端にはガラガラが付いていて、外敵に出会うと、震わせて音を出して威嚇する。「俺は猛毒を持ってるヘビですよ」と存在を知らせる警告信号だと云われている。それが本当なら、考えようによっては親切なヘビではある。危害を加えようとすると防御のため攻撃してくるが、追いかけて噛み付くなんてことはないという。
英語の Rattle snake の ラットル は 日本でいうガラガラであって、そのままガラガラヘビである。そして、ガラガラヘビ属の学名は Crotalus で、この クロタラは 古代のギリシャやエジプトで儀式などで使われていた道具で、やはりカチカチと叩いて音を出す打楽器である。

私家版 楽器と生物混在事典