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K.Country
確か7万円ほど出したと思う。若いころ買ったアコースティックギター。
隣の部屋で私のバカ息子がギターを弾いているもんだから、ちょっと刺激されて、ケースから出してきた。おりしもニコンの一眼レフを手に入れたこともあり、写真を撮って早速掲載。
サウンドホールの中を覗いてもラベルが貼ってなくて型番がよく分からない。リブに直接 「K .COUNTRY HAND CRAFTED BY KASUGA」と焼印が押してある。もっと奥を覗いてみた。「HC-700 N」とある。これが型番に違いない。
私は特別ギターのメーカーやブランドなんぞ気にしないので、神戸の楽器屋でこれぞと思うのを選んだだけ。インターネットで検索するとなかなかいいギターでファンも少なからずいるようだ(Martinのコピーだけどね)。
6弦のペグ(糸巻き)がほんの少し色と形が違うのは、壊れてしまって、Groverのペグに変えたから。ネジ穴の位置もビッタリ一緒だったの簡単に取替えることができた。
1980年になる前かな、そんな頃に買ったのでなかなか使い込んでる。若い頃は、ギターをひかない日はなかったのじゃないかな。フレットが弦の位置でへこんでいたり、指板もくぼみができている。何度かぶつけたこともあるので、ところどころキズだらけ。
でも、なかなかいい音が出る。一本一本の音がいい感じで鳴り響く。単音で弾いた時、こんないい音が出るんだと、あらためて関心した。
ヘッドに K .Country のロゴ
Establish 1935年。
春日楽器製造株式会社は名古屋で創業したが、今は無きメーカーとなったようだ。
ただし、春日の「K」は神戸の「K」となり K .Country のブランドは活きていている。
ちなみに、この上の飾り罫線は、ギターの背面の中心を通っている文様だ。
(2011年7月)
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