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ヨーロッパの古楽器
オルファリオン Orpharion
16〜17世紀にヨーロッパで使われた撥弦楽器。
オルファリオン(オーファリオン)

2本一対の金属弦。イラストは9コースだが、7コース〜10コースの楽器があったようだ。
胴体の輪郭がグネグネとしているが、これはヨーロッパの古い弦楽器ではよく見られる。 それよりも、オルファリオンは胴体表面に取り付けてあるブリッジが斜めなのが面白い。開放弦の弦の長さが低音と高音で異なる。糸巻き部分のナットも斜めになっていて、低音弦が長くて高音が短い。 フレットもそれに沿って斜めに取り付けられている。
調弦はリュートと同じにしてあったらしい。
オルファリオンを演奏している人のイラスト
オルファリオンは16世紀後半にイギリスで発明され、その名前は ギリシャ神話の OrpheusArion からから名付けられた。
チェンバロ (ハープシコード) に似た音がしたとの記述があり、これは金属弦を弱い張力で張られていたからだろう。
レベック(Rebec)
レベック
ビオラ・ダ・ガンバ
ビオラ
ダ・ガンバ

トロンバマリーナ
トロンバ
マリーナ

プサルテリー(Psaltery)
プサルテリー
ハーディガーディ
ハーディ
ガーディ

クルース(Crwth)
クルース
バロックギター
バロック
ギター

マンドーラ
マンドーラ
テオルボ
テオルボ
リュート
リュート
シターン(Cittern)
シターン
シトル(citole)
シトル


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