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 トロンバ・マリーナ Tromba marina


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トロンバ・マリーナは
ヨーロッパの古楽器で、1本弦の弓奏楽器。
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ヘッドに近い部分の弦を弓で擦る。音程はどうして変えるかというと胴に近い側の弦を指で触れる。 バイオリンやチェロなど、その他諸々の弓奏楽器とは逆だ。
そして、「触れる」というのを見逃さないでほしい。「弦に触れる」のである。そうそう、ハーモニックス。 比較的小さくて、手に持つことができるほどのものもあるようだが、大きいものでは2メートルほどの長さがある。 2メートルほどあっても(もちろん弦も長い)ハーモニックスで音程を変えるので、音は高い。

トロンバマリーナはイタリアの呼び名。ドイツではトルムシャイトといって、弦が数本張られているものもある。


トロンバ・マリーナの演奏
右手の弓を弦にあてる位置に注目・・・ヘッドに近い側で弦を擦ってる。 左手はハーモニックスを出すために弦に触れる。

トロンバ・マリーナのブリッジ
もう一つの特徴は「サワリ」がついているということ。 サワリは弦楽器特有の構造で、ごく僅かな隙間を作っておいて弦の振動が軽くぶつかるようにしてある。 これによってビーンという心地良いノイズが鳴るようにしてある。 弦が直接 楽器本体のナットやブリッジ、またはボディににぶつかる構造が多いが、トロンバマリーナはブリッジの一方に隙間を空けて本体との間でビビリ音を発生させる仕組みになっている。
サワリは、インドの弦楽器ではよく使われているが、ヨーロッパの楽器でサワリが組み込まれているのは珍しい。

ヨーロッパの古楽器

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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